【フィンランド・旅のきれはし4】 Kesä Yliopisto フィンランド語クラスのこと。

クラスメイトは世界中から

私が通った、「Helsingin Seudun Kesä Yliopisto 」(ヘルシンキ地域夏期大学)の「Suomea intensiivisesti」(フィンランド語基礎集中講座)のクラス。

クラスメイトはおよそ20〜30人ほどで、様々な国出身の方がいらっしゃいました。
シリア、イエメン、ソマリア、レバノン、スペイン、ブラジル、イタリア、タイ、ブルガリア、ルーマニア、オランダ、ロシア、イギリス、エストニア、フィリピン、中国、韓国、日本、…etc (順不同)
(フィンランド語を学ぶクラスなので、生徒にフィンランド人は一人もいません。先生のみフィンランド人です。)

生徒のみなさんのフィンランド語を学ぶ理由は様々でした。

  • 様々な理由で移民としてフィンランドに移住し、フィンランドで学び、働き、この地で生きていくためにフィンランド語習得が必要な方
  • フィンランド人のパートナーがいる(または結婚した)ため、フィンランド語を習得したい方
  • フィンランドに仕事で来られていて、働きながらフィンランド語を習得したい方
  • 海外、または現地の大学生、高校生の方で、夏休みの期間を利用して受講する方
  • フィンランドに夏の間だけバケーションに来ていて趣味で受講している方
  • フィンランドの大学にフィンランド語で入学するためにフィンランド語を習得したい方
  • フィンランドの文化に触れたくて、そのとっかかりとして言語を学びに来た方

年齢層は、若くて高校生の方から65歳くらいまで。

教室には、世界中の様々な人生がありました。
それは、今まで知りえなかった、いろんな世界のことでした。

授業のテキスト「 SUOMEN MESTARI」について

授業は基本的に「Suomen Mestari」という教科書をベースに進められます。この教科書は、講座が始まるまでに各自で用意しておく必要があり、今のところ個人で日本で購入できる書店やサイトは見つからず、私のように日本で手に入れることができない場合は、現地で調達することになります。
ヘルシンキであれば、あのアアルトカフェが入っている、アカデミア書店で購入することができます。→Akateemien Kirjakauppa

「Suomen Mestari」は、1〜4巻まであり、受講するコース(のレベル)に合わせて用意します。
一冊 45,90 €。(Suomen Mestari4のみ44,90 €)またCD付きだと、75.90 € です。私もこちらのアカデミア書店で手に入れましたが、ヘルシンキ以外の地域に滞在される場合は、在庫があれば、Tapiola(タピオラ)、Jumbo(ユンボ)、Turku(トゥルク)、Tampere(タンペレ)などでも購入できるようです。(ヘルシンキ北東部の「Itis」というショッピングセンターにもあり)
アカデミア書店のサイトに各店舗の商品の在庫状況が載っているので、そちらをチェックしてから足を運ばれてもいいかもしれませんね。

教科書の内容は、全てフィンランド語です。
英語でさえも一切書いてありませんが、イラストが多く、フィンランドに移住したことを想定したシチュエーションに沿ってレッスンは進み、生活に必要な日常会話から、文法までをしっかり学べるようになっていると思います。
そのシチュエーションは、
自己紹介、時間、天気、季節、買い物、レストランで、引っ越しの時、ご近所付き合い、友達付き合い、学校、仕事、電話、メール、病院でのやりとり、旅行、などなど。

言葉以外にも、移民としてフィンランドで暮らすことができたならこんな感じかな?ということの一部分を、なんとなくですが感じることができて、言葉はもちろんのこと、それ以外にも勉強になりました。個人的にとても興味深く学ばせていただきました。

宿題がたくさん!

とにかく たくさん出る宿題に、放課後は毎日必死でしたが、ヘルシンキには落ち着いて勉強できるおしゃれで静かな図書館がたくさんありますので、居心地が良く、落ち着いて勉強できる場所を見つける事には事欠きませんでした。また図書館によっては、WiFiも辞書(芬英、芬日)もありますので助かりました。
ヘルシンキで出会った素敵な図書館についてはまた後日まとめたいと思います。

前々ページでも触れましたが、授業は、

  • 1つのコースで3週間
  • 月曜日ー木曜日までの週4日。(金土日はお休みです。)
  • 時間は9:00ー12:45

日々の授業の後は勉強する時間はたっぷりあり、勉強一色になることはなく、ヘルシンキ近辺であれば午後から出かけることもできますし、また週末は3日間もお休みがありますので、テスト前以外はヘルシンキから離れて遠出することもできました。

やはり働きながら通っている方も多いので、(大変そうでした)大学で学ぶことを考えると、かなりゆったりとしたスピードなのかもしれません。

日本での事前学習は必要?

これについては、滞在の目的や学習の目的など、様々だと思いますし、人によると思いますが、個人的には勉強していった方がより楽しめたかなと感じました。また、クラスメイトの方々や先生とは授業中以外では英語でのコミュニケーションがほとんどで、ひしひしと英語の大切さを実感しました。フィンランド語学習で必要になってくるフィンランド語の辞書も、日芬辞書は掲載されている単語が少なすぎて、(日本語に翻訳された単語数の多い辞書を見つけることができず)私は結局、フィンランド語→英語、英語→フィンランド語翻訳の辞書やサイトを使うことになりました。
私自身、フィンランド語文法を少しだけ日本で勉強してから受講したのですが、すぐに追いついてしまいました。文法の規則についてだけでも さわりだけでも網羅して頭に入れてから臨めばよかったと思いました。何より、魅力的な先生方とも、もっとフィンランド語でコミュニケーションが取れたら勉強になっただろうし、楽しかっただろうなと思いました。フィンランド語は活用が複雑で難解だと言われており、日本である程度学んでいくか、日本語で書かれた文法の参考書を併用しつつ、ある程度文法を理解していた方が、余裕を持って授業にスムーズに入っていけるかもしれません。
(※あくまでも英語が堪能でない私自身の超個人的な感想です)

言葉の勉強だけでなく

クラスを受け持つ先生によっては、この教科書以外にも動画(映画、音楽など)、詩、ゲーム、他のテキストなどのツールを駆使して教えてくださり、フィンランドのカルチャーやサブカルチャーにも少し触れることができますし、他の生徒とのコミュニケーションも生まれて、楽しく学べました。(違う先生に教わった方の話によると、また違ったカラーだったようで、どんな授業になるかは受け持ってくださる先生によって様々なのかもしれません。)

フィンランド語を学ぶ場で、言葉の勉強だけでなく、フィンランドの文化や世界の色々な国の文化も学ぶことができました。この学校で学べたことは、私にとって、とても良い経験になりました。

 

 

 

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